信州木曽発 小池スタッフからの旬情報いろいろ

今年も「天地返し」の手伝いに来てくださいました

 名古屋の「みん・みんの会」の方々が味噌の天地返しの作業に来てくださいました。天地返しは夏の一番暑い時期に発酵を促進させるために桶を移し替える作業です。空気と触れることで酵母菌の働きが活発になり大豆タンパクがより分解します。おいしい味噌になるための重要な作業です。暑さの中の重労働の作業なのでとてもありがたい応援です。
 みん・みんの会は木曽川流域の上下流交流連携を取り組んでいて「上流は下流を思い、下流は上流に感謝する」を合言葉に名古屋を中心に活動する市民団体です。上下流の交流や連携を広げていく活動の一環で、3年前から木曽に来て大豆を生産して、その大豆を使って当店が味噌を作ることも始めました。その出来た味噌を名古屋などで販売して木曽川流域水源の里基金にしています。それもあって夏の天地返しと自分たちが栽培している大豆の畑作業をしに来るのが恒例行事になっています。
 そのみん・みんの会の「見て、聞いて、触れて…感じるバスツアー」に参加しました。木曽川にまつわる様々な場所を見学してきました。その中で岐阜県八百津町にある愛知用水の取水口に行ってきました。愛知用水は干ばつや飲み水の不足に苦しんできた知多半島の水資源を確保するために昭和30年代に造られた用水路です。木曽川から知多半島まで続く全長約110Kmの用水路によって今では豊富な水により農業、工業が発展しています。その愛知用水の水は木曽にある牧尾ダムや味噌川ダムから取っています。
 名古屋の水の特徴は「おいしい水」だそうです。木曽川の水質が良好な事によるのだと思います。木曽川の恵みは私達の木曽はもとより岐阜・愛知・三重に渡り約780万人もの人が使っています。木曽川があることによって沢山の営みがあることを再確認することが出来ました。
 上流に住んでいるときれいな水や空気というのは当たり前に思えてきますが、改めて水の大切さ、川を大事にすることの意義、そしてその源の山の大切さを思うことが出来た一日でした。

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